クランプ法

包茎手術と一口にいっても単純に包皮を切除するだけではありません。
様々な術式があり、それぞれに特徴があるといっても良いでしょう。

専門クリニックの中には独自の術式を開発しているところもあるくらいです。
ここではクランプ法と呼ばれる包茎手術について詳しくみていきます。

クランプ法とはどんな包茎手術なのか

クランプ法とはクランプと呼ばれる特殊な器具を用いて行われる手術です。

もともと幼児に対する包茎手術を行うものとして開発された手術であり、一昔前までは包茎手術の主流でもあった術式になります。

亀頭の上にクランプ器具を被せる

具体的にはいちど包皮をむいて亀頭を露出させ、亀頭の上にクランプと呼ばれる器具をかぶせるのが第一段階です。
クランプは亀頭にあわせた形になっており、かぶせたクランプの上に包皮をかぶせます。
この状態でドーナツ状の金具をペニスにはめると、クランプの下端部分にあわせてしまいます。

今はあまり行われていない?

つまり、包皮はクランプとドーナツ状の金具の挟まれることになり、金具のガイドにあわせて切除すれば治療ができるという術式です。

先述のようにクランプ法は一昔前の手術方法であり、現在ではあまり使われていません。

しかし、比較的に簡単に行えてしまう手術であることから、パートやアルバイトなどの医師を採用し、この手術を行っているクリニックもあるようです。

クランプ法のメリットはどこにある?

クランプ法を行うメリットとしては、やはり料金的に安価に行えることがあげられます。

比較的に簡単に行える手術であり、医師の技術や経験、知識などを問わずにマニュアル通りにできる手術がクランプ法です。

手術が簡単のため、経験の少ない医師でも出来る

そのため先述のように本来は美容外科が専門ではないアルバイトの医師でも行うことができるので、料金を安価にすることができるようです。
包茎手術も術式によってはかなり高額な料金を請求されることになりますので、安価に治療したい人には向いていると言えるでしょう。

子供でも対応できる手術法

また、お子さんが包茎のままで育つのを良しとしない場合は、親御さんの判断でこの手術を選択できるのもメリットの1つです。

本来、包茎の治療については第二次性徴が終わってからでないと、判断がつけにくいケースがあります。
しかし、成長してから手術を行うのではなく、小さな内に治療しておきたいと考える親御さんもいるでしょう。

そうした時にクランプ法は選択肢として考えられるので、覚えておいて損はありません。

クランプ法におけるデメリットはなに?

では、クランプ法で包茎手術を行う時のデメリットも考えていきましょう。
最も大きなデメリットとなるのは見た目があまり良くならないというものです。
リングのガイドに沿って包皮を切除していくことになるのですが、この切除した部分が不揃いになってしまうので、見栄えが良くありません。

再手術を行う方も存在する?

一度はクランプ法で手術をしたものの、見栄えが悪いので後に修正手術を行うというケースも多くあります。

ですので、手術後の見栄えを気にする人であればクランプ法による治療はお勧めできません。

また、医療機関にてクランプ法の手術を受ける場合、レーザーメスを使用することが一般的です。
傷口を焼き切ってしまうので、出血が少なく患者への負担が減るという一方で、傷口が目立つという短所もあります。
そのため先述のこととあわせて、クランプ法の術後はどうしても見栄えが悪くなちがちです。

余程、腕の良い医師にあたった時には術後の見栄えもそこまで目立つようにはなりません。
しかしそこまでの技術をもった医師が執刀してくれるとは限りませんので、デメリットであると考えておいて良いでしょう。

クランプ法で手術をすべきかどうか?

クランプ法を使って包茎手術をすべきかどうかですが、手軽に包茎を治療したい人には向いていると言えます。

メリットとなるのは既にお伝えしているように料金面で安価である、手術が比較的に楽であるということに特化しています。

包茎治療をするのに見栄えをそこまで求めない、ともかく料金を安価にすませたいというのであれば、クランプ法の手術を受けても良いでしょう。

安いけど少し見た目が悪いという認識で覚えておく

ただし、デメリット面でもあげたように、専門クリニックが行う審美的な面も含めた手術と比較すると見栄えは悪くなってしまいます。

ですので、その点をきちんと事前に把握しておき、許容できる覚悟がないのであれば、修正手術を後になって受けるという二度手間になるでしょう。

最近では専門クリニックで無料相談を受け付けていますので、事前に専門家の意見を聞いておくことをお勧めします。

見栄えはあまり気にしないと考えていても、手術が終わった後になって思っていた以上に気になるというケースも珍しくありません。
専門クリニックではこの術式の手術だと術後はこうなるといったように症例の写真を使って説明を受けることができますので、自分自身が納得のいく術式を選ぶことが大切です。

クランプ法は悪い手術法ではありませんが、見栄えの面なども考慮して選択するようにしてください。